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備え(避難)は早めに

ギリシャ他の債務危機対策としてEFSFの機能を強化する案に関し、ユーロ圏加盟各国内での批准作業が始まっています。その一方で、米国財務長官のガイトナーが提案したTARP型の救済資金拡充策に関しても様々な憶測が飛び交い、今週初めから株式/商品/ユーロの相場を押し上げていますね。

しかし、新たなSPVを設けてレバレッジを効かせるというのは、これまでのインチキを誤魔化す為に更に大きなインチキを行うようなものだと思うのです。”Too Big to Fail(大きすぎて潰せない)" というのはリーマン崩壊後の金融機関の救済を正当化すべく当局者たちが主張した表現ですが、このような当局者たちの対応については”Too Stupid to Stop(バカ過ぎて止められない)”とも揶揄されているのですよ。

強欲な連中に操られる経済/金融政策当局者達を信用してはいけないのでしょうが、自然災害に対して懸命に人命の救助を考えている当局者達は大変そうなのです。



Rising Volcanic Activity Prompts Evacuations On El Hierro, The Canary Islands
増加する火山活動はカナリア諸島エル・イエロ島での避難を促している


火曜日と水曜日にカナリア諸島エル・イエロ島の地下で地震活動が劇的に増加した後、この島の火山が直ちに爆発するかもしれないという恐怖が高まっている。

火曜日にカナリア諸島最小の島で150回以上の地震が記録され、何人かの地元住民を避難させると共にエル・イエロの主要なトンネル及び学校を封鎖する様当局者達を促した。

少なくとも20回以上の、リヒター・スケールでマグニチュード3.0を越える地震が過去24時間に地元住民に感じられた。 マグニチュード3.4と測定された最新の地震は、水曜日の午前07:04に島の南端部のすぐ沖合いで記録された。

昨夜の地震活動の増加は、地滑りの危険があるのでラ・フロンテラ自治体の約50名の住民に家を離れる事を勧告する様、スペイン市民保護局を促した。

Canarias7.es によると、更に島の1万の住民を避難させる計画も検討されている。 エル・イエロの数百名が避難する可能性に備えて2つのスペイン軍緊急介入部隊(EMU)が本日の午後に近くのテネリフェ島を出発すると新聞が報じている。

一方、フロンテラとバルベルデを結ぶ島の主要なトンネル(Tunel del Golfo)が閉鎖され、車両は山沿いの道を経由して280平方kmの島を移動する様に強制された。 カビルド・デ・エル・イエロも学校の閉鎖を水曜日に命じた。

楯状火山のイエロは、1973年にデ・ロモ・ネグロ噴気孔からの歴史的な噴火を起こした事が一度ある。 噴火は約1ヶ月続き、溶岩流を生み出した。

カナリア諸島政府は、群発地震の原因を判別する為、今月初めにエル・イエロの詳細な地質調査を開始した。 政府は、前例の無い群発地震が7月中旬に始まって以来最高の警戒状態として、日曜日に火山リスクのレベルを”黄色”に引き上げた。

前例の無い地震活動は7月19日に開始した(この活動は iWeather によって7月26日に最初に報告された)。 2011年9月28日水曜日までに、8200回を越える地震が記録されている。

先週末まで、地震の揺れの大半はマグニチュード1から3の間であった。 しかし、国立地質学研究所(IGN)によると、現在記録されている地震の大半はマグニチュード2から4であり、14-17キロメートルの深さで発生している。

エル・イエロの噴火は「大きな驚きでは無い」と、火山学者のファン・カルロス・カラセドはエル・パイス紙にて示唆した。 「それはカナリア諸島で最も若い島です。そこには地表に向かって上昇するマグマの塊があり、それは地殻ギリギリの所に留まっているのです。そのマグマの塊が地殻を破って噴火を引き起こすかどうか、現時点で我々には解らないのです。」と彼は語った。

エル・イエロの如何なる噴火も”低い爆発の度合い”になりそうだと、IGNのディレクターであるマリア・ホセ・ブランコは語った。 差し迫った噴火は無さそうだと彼は付け加えた。

そうしている間も、エル・イエロ周辺において感じられる頻繁で益々強くなっている地震は、この小さな島の住民と環境客を落ち着かせる事がなさそうである。

群発地震

群発地震は、局所的な地域で比較的短い期間中に連続する多くの地震の発生を観測する事象である。 群発地震の定義に用いられる期間というのは様々であるが、米国地質学研究所(USGS)は数日間、数週間、数ヶ月間続く事があると指摘している。

(以下省略:過去の噴火と地滑りに関する以前の記事と同じ内容なのです)



一般投資家の皆さんがEFSF拡充他の噂を好材料として株/商品を購入している一方、内部事情に精通しているインサイダーの方々は手持ち資産を売却して市場から避難し始めているのですね。経済の好転を期待する人々は善良な心を持っているのかもしれませんが、彼等の愚行はズル賢く悪意に満ちた人々にとっての善行となるのかもしれません。

人の軽重を安易に計る事はできないのでしょうが、発達した大脳を人間という生物種の特徴とするならば、大脳の働きによって相応の比較が可能であると思うのです。個人的には、「知能(思考能力/知識)」と「心(善悪の意識)」という2元的な尺度で大別できるように思うのです。

健やかな育成を願う余り、怪しげな宗教の「行」を強いて我が子の命を奪ってしまった親は、「善」の心を持ちつつも「愚か」なレベルの知能しか持っていなかったと言えるのかもしれません。オレオレ詐欺で金を騙し取られた翁/媼達は、「(子/孫を思う)善」の心を持ちつつも「愚か」であり、金を騙し取った連中は「悪」の心を持ちつつも「(翁/媼達よりは)賢い」知力を持っていたと言えそうです。

現在の金融危機/債務危機を近視眼的な「経済問題」としてのみ眺めてしまうと本質を見誤ってしまうのではないかと思うのですが、このような危機を作り出している側の人々は一般大衆の愚行/愚考(心理)等も見通す賢さや大局的な歴史観を備えているような気がするのです。

次回に続く...



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