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率、原発(1/2)

経済3団体が共催する賀詞交歓会に参加した大手企業の経営者の皆さんは、一様に新政権による景気浮揚策への期待感を表した様ですね。

産経ニュース より
補正予算は12兆円規模に 緊急経済対策盛り込み
 政府・与党は7日、緊急経済対策を盛り込む平成24年度補正予算案を12兆円規模とする方向で調整に入った。公共事業費は地方自治体の負担を肩代わりするための交付金などを含めて4兆~5兆円になる見込み。大規模な財政出動を行うことで、景気の底割れを防ぐとともに、デフレ脱却につなげる狙いだ。

しかし、従来の様に「何処にも繋がらない橋」を建設するという類の無駄な公共事業を増やすだけでは、根本的な問題を解決できないのです。 本稿で幾度も指摘している様に、経済を含む社会の構造を変える様な施策へ貴重な借財を投入して欲しいものです。



China blazes trail for 'clean' nuclear power from thorium
中国はトリウムから得る「きれいな」原子力発電への道に先鞭をつける


きれい、安価、そして安全な原子力である事の栄誉を目指す世界的な競争を尖鋭化しながら、中国はトリウム・エネルギーを携えて駆け抜けている。 彼等に幸運を。 彼等は、我々の願いを聴いてくれるかもしれない。

Thorium.jpg
Mr Jiang estimates that China has enough thorium to power its electricity needs for "20,000 years".

元指導者の江沢民(Jiang Zemin)の息子である江绵恒(Jiang Mianheng)幼君は、$3億5千万の当初予算で中国の国立科学院にとってのプロジェクトの先頭に立っている。

彼は既に博士号を持つ140名の科学者をリクルートし、上海原子力・応用物理学研究所のトリウム発電所にフルタイムで働いている。 彼は2015年までに750名のスタッフを抱える事になる。

その目的は、-- 元々は1950年代に米国の潜水艦の為に設計された -- ウランを燃料とする古臭い加圧水型原子炉の束縛を破って自由になる事であり、その代替として汚染水の生成量が遥かに少なく福島の様に上部構造物を吹き飛ばす事の無い新世代のトリウム原子炉を選択する事である。

「中国は注目すべき国です」と、トリウム・エネルギーに関する超党派グループのトップで、英国の国立原子力研究所からのチームと共に上海事業所を最近訪れたバロネス・ブリオニー・ワーシントンは語った。

「彼等は本当にやるつもりであり、才能のある研究者達を揃えているのです。 これは巨大なブレークスルーとなるかもしれません。」

これまでにトリウムの話は良く知られている。 それはアジアの産業革命を促し、-- そして追加の20億の人々が西欧型生活様式の梯子を上るのに伴って警報が発せられているエネルギーの枯渇を回避するのに必要な変革的技術になるかもしれないと熱心な者達は考えている。

少なくともそれは、シェール層水圧破砕採掘が天然ガスに成したのと同じ事を、-- しかし更に大きな規模で、非常に長期に渡り、恐らくもっと安価に、そして殆どゼロに近い CO2 排出で、原子力発電にもたらすのである。

中国人は突進を先導しているが、彼等だけでは無い。 ノルウェーのトール・エナジーは、彼等がオスロにあるノルウェーの従来型のハルデン原子炉でトリウムを使用できるか否かを確認する為に、日本の東芝ウェスチングハウスと共に4年間に渡る試験を先月開始した。

日本人は、公的な信頼を取り戻して彼等の原子力産業を存続させる為に、何らかの根本的に新しい物を思いつかねばならないという事を知っており、更に熱心である。

現在、トリウムに熱心な亀井敬史に率いられている -- 日本の国際高等研究所(IIAS)は、液体燃料を用いる溶融塩原子炉を研究している。

これは、「全く異なる技術で」日本の原子力発電を再び立ち上げる事を計画していると、クリスマス前に安部晋三首相が明らかにした時に意味したものなのであろうか?。 宜しい、何れ判るであろう。

中国人は、彼等(日本人他)を打ち負かす事を狙うのだ。 溶融塩プロセスの技術は既に存在する。 テネシーのオーク・リッジ国立研究所が、その様な原子炉を1960年代に建設したのだ。 それは、ニクソン政権によって棚上げにされたのである。 核爆弾を製造する為にペンタゴンはウラニウムから抽出されるプルトニウムを必要とした。 冷戦の空気によって避け得なかったのである。

NASA の元技術者であるカーク・ソレンソンにより再び取り出されて公けにされるまで、トリウムの青写真は書庫で埃をかぶっていた。 米国は殆ど彼を無視した:中国は、そうでは無かった。

江氏はオーク・リッジ研究所を訪れ、2年前にトリウムを称賛したアメリカン・サイエンティスト紙の中の記事を読んだ後で、設計情報を獲得した。 彼のチームは、溶融塩原子炉は -- もしも正しい方法で行えば --、中国の祈りに応えるかもしれないと結論付けたのである。

中国のエネルギー不足は「恐ろしい」ものになりつつあり、近い内に国家の安全に脅威を与える事になるだろうと江氏は語った。 彼が意味した事は全く秘密では無いのだ。 インド、ベトナム、フィリピン、そして、それらに加えて日本との間でエスカレートしている紛争は、急速に世界平和への最大の脅威となりつつある。 それは、1930年代を反復する響きを持つ、地理的戦略上の争いによって悪化した資源(獲得)競争なのである。

彼の任務は、中国のアキレス腱に関して非常に迅速に何かを成す事である。 上海チームは、2020年代に商業的に実用的な大きさへ拡大する前に、液体フッ素燃料を使用する小型の2MW 級プラントを2010年代の終わりまでに建設する事を計画している。 彼等は又、ペブルベッド原子炉についても作業しているのだ。

彼は、中国が「2万年分の」自国の電力需要を生む十分なトリウムを有していると推定している。 世界も同じである。 その放射性物質は、英国中に散らばっているのだ。 アメリカ人は、レア・メタル採掘の危険な副産物として、何トンものそれ(トリウム)を埋蔵してしまった。

中国は既に2015年までを目指して26基の従来型原子炉を建設しており、更に51基が計画され、そして120基が稼働中なのであるが、これらは全て既知の欠点を持っており、輸入ウランに依存しているのだ。



E-Pritchard は相変わらず(年明けから)精力的に執筆していますが、彼には珍しく今回はチョット長い記事なので、2回に分割して掲載するのです。 (既にサキイカを食べながら寝酒を口に含んでいるというのが本当の理由ですけど)


次回に続く...



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