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閑散にネタ無し

「惰性」という訳では無いのですが、前回に続いてG.サマーズのコメントを整理しておくのです。



The Smart Money Is Leaving the Building
賢いマネーは建物を後にしている


日本は経済ニュースを支配続けている。 最新の動きは、法人税を削減するという安倍首相の新たな経済政策を懸念している。 彼は又、日本の政治的な省庁の大改革を断行する計画を発表したのである。

これは、自らの「アベノミクス」の政策、又は更に多くのマネーを印刷するよう日本銀行に圧力を加える事が日本経済を刺激する事に失敗したと気付いた安倍にとっての「プランB」なのである。

安倍は、日本銀行にもっと多くを実行するよう促すという彼の政治綱領によって昨年9月に地滑り的勝利を収めたのだ。 この政治綱領は、これまでの20年間における日本の経済成長を刺激する為の QE の失敗を無視したのである(日本は既に、同国の GDP の25%に等しい QE プログラムを実施していたのである)。 それは又、言うなれば高いインフレという、束縛されないマネー印刷のリスクも無視したのだ。

悲しい事に、政治的には良い事であるとしながらも、これらの重要な問題の何れも無視する事が経済的な破滅であった事に安倍は気付いたのである。 安倍は選挙で勝利し、日本銀行は記録的な$1.4兆の QE の取り組みを2013年4月に発表した。 この数字を比率で考慮すると、これは米国においてベン・バーナンキが$3.75兆の QE の計画を発表する事に等しいものとなるのだ。 それは「衝撃と畏怖」という動きであったと言えば十分であろう。

残念な事に、それは機能していないのだ。 日本の工業生産は6月に対前月比で3.3%低下した。 同時に、日本の6月の消費者物価指数は、14ヶ月ぶりに上昇を記録した。 その上昇のペースは、コモディティの価格が記録的な高さであった2008年以降で最も速いものであった。

平易な言葉で表すならば、日本経済はアベノミクスに対応して躓(つまづ)いているのである。 これは今日(こんにち)のグローバルな金融システムにとって最も重要な一つの課題なのだ。

2008年以降、政界中の中央銀行による介入と刺激策の為に資産価格及び GDP が下落する中で、経済及び金融市場はジグザグのパターンで動いてきた。

しかし、これまで、「全てを含む」QE を実施した中央銀行は無かったのである。 より大きな取り組みは特定の時間枠(6ヶ月から1年)に焦点を当て、現在実施中の取り組みは経済的な進展と結び付けられてきたのである(米国の失業率が許容可能な水準へ低下した時に QE を先細らせると FRB は主張している)。

中央銀行が、経済に対してバズーカ砲を発射する上で何も述べないという事は嘗て無かったのだ。 日本がこれを行ったのだ。 それは失敗した。 そして、この失敗は、中央銀行の介入に対する「裸の王様」という瞬間を効果的に演じてきたのである。

そして市場は注意している。

トレーダーや投資家達は海の変化に即座には反応しないのである。 賢い者達はメモを取り、彼等のポートフォリオの調整及び彼等の賭けに対するヘッジを始めているのだ。 これらの投資家達は、過剰な注意を惹きつける事無く古いポジションから抜け出し新たなポジションへ移る上で十分に洗練されている為、これは大きな市場の動きという結果を招かないのである。

何かが変わったと投資の群れが一斉に気付いた時にのみ、市場のクラッシュを目にする事になるであろう。

このプロセスは世界で始まっている。 賢いマネーは市場を去りつつあるのだ。 そして、市場の上昇は更に更に僅かな企業達によって促されているのである。 これはバブルが頂点を迎える古典的な信号なのだ。

この事は、市場が明日クラッシュすると言う訳では無い。 しかし、海の変化が発生したのであり、今や問題となる時なのである。 今後数ヶ月以内に1987年と同様の本格的な市場のクラッシュが起きる可能性は劇的に増えたのである。

そして、何らかの大きな価格変動に対して貴方のポートフォリオを準備する手順を取っていないのであれば、今直ぐ始める必要がある。 市場クラッシュの正確な日付を特定する事は、不可能に近い愚考なのだ。 しかし、明確な事が一つある:一旦それが始まると、貴方が苦労して稼いだ資産を守る上で非常に手遅れとなるのだ。

通知の中で、プライベート・ウェルス・アドバイザリー・ニュースレターの読者に対し、リスクを管理するだけでなく、来たるべきクラッシュの間に大きな利益を生む事を手助けする為、私は既に幾つかの目標とすべき投資戦略を提供した。

市場が35%落ち込んだ2008年に、私の顧客は7%のポートフォリオ上のリターンを得たのだ。

そして又、我々はユーロ危機の間にプラスの取引を73回連続し、市場が急速に下落していた時に34%のポートフォリオ合計のリターンを生み出したのである。

そして今日(こんにち)、新たなラウンドの激しいボラティリティに備える為の行動を我々は取っている。 実際、我々は既に新たな連勝を始めており、5月以降11回連続の勝利を得ているのだ。 その期間を通じ、我々は一度も負けに近かった事が無いのである。



いつもの様に「市場の崩壊が近い」と危機感を煽る意図が明白なコメントなのですが、結局は自らの商売の宣伝文句を並べただけの記事中の末尾部分は省略してあるのです。(それでも、上記のコメントの最後の部分は前回のそれと全く同じ文章 - 自社の自慢話 - なのです。)

世界中の市場関係者が休暇を取得している為にネタが不足しているのか、世界的な異常気象の為に編集担当者の判断力が低下したのか、この様に稚拙な文章でも Market Oracle に掲載されていたので、念のために確認してみたのです。

Stock Market Crash - Smart Money Is Leaving the Building
(賢いマネーは建物を後にしている)


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次回に続く...



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