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消えそうな熾火

中国の指導部は、歪んだ状態のまま拡大し続けてきた経済の構造を変えたいと考えているようですが、ブレーキを強く踏み過ぎて経済を失速させる事も心配しているのです。(「止められない事情」)

しかし、これまでの様にインフラ投資の需要を人為的に作り続ける事も困難であり、同国経済の様々な箇所が軋み始めているのです。



Guangdong Coal Company Suspends Operations on Bad Debts
広東省の石炭会社が不良債務の為に操業を中止した


(北京)- 地元銀行に負っている少なくとも90億元の未払いの融資を抱え、広東省にある大手の民間石炭会社が操業を停止した。

中国建設銀行、中国銀行の支店そして幾つかの小規模銀行から来た銀行員達は、ランユェ・エネルギー開発への融資を不良債権として分類する事を余儀無くされたと語った。 融資総額は90億元以上である。

同社は、主として山西省及び内蒙古自治区の石炭採掘企業と取引を行っている。 同社は又、ベトナム、オーストラリアそしてインドネシアからも石炭を輸入している。

同社の顧客は、発電所や製紙工場からセメント生産企業や鉄鋼製造企業に及んでおり、その殆どが広東省南部の経済の中心である珠江デルタに所在している。

過去2年間、ランユェは現金の不足に繰り返し苦労してきた。 同省における多くの競合他社と同様に、同社は石炭の輸入を停止した。

需要の減少が、タンユェを含む石炭輸入企業の利益を押し潰した主な要因であるとアナリスト達は述べている。 鉄鋼生産における供給過剰の悪化と、エネルギー効率を促進する為の中央政府による新たな目標も又、石炭産業に影響を与えたのである。



以前の稿(「中国版炭坑節(1/2)」)で整理した様に、実需を顧みず、炭鉱自体をマネーゲームの材料として熱を上げた人々の間にも混乱が拡大しているのです。

コモディティ・スーパー・サイクルが終わりつつあるのか否かという議論に関し、昨年の12月に A.E-Pritchard が執筆した分析記事(「熾火は再び燃える?」)を読み直してみると、僅か8ヶ月の間に状況が大きく変化している事を再認識させられるのです。


次回に続く...



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