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25.3兆円/99.2兆円

(追記3日22:40)
前回の稿にて、我が国の2014年度概算要求を報じた日経新聞の記事(一部)を引用しましたが、海外でも様々に心配してくれる人々がいるのです。



"Abenomics Wins: Budget And Inflation Both Jump (Over The Cliff)”
アベノミクスの勝利:予算とインフレの何れもジャンプ(崖から)


もしもそれ程悲しい事で無いとしたら、それは馬鹿げているという事になるだろう:爆発している予算上の赤字と経済規模の2倍以上である継続不能な債務の山 - 日本の二つの最大の問題 - に直面しながら、アベノミクス教への盲目的な信仰が叫んでいる、「ちくちょう魚雷だ、全速力だぞ。」

2014年4月に始まる新年度に対する政府の省庁からの新たな予算要求は、100兆円を超えるのだ。 これは復興の為の特別勘定を含んでいる。 全ての他の支出に対する史上最高の99.2兆円($1兆以上)は、92.6兆という現在の予算から息を呑む様な7.1%の上昇である。 そして、未だ詳述されていないこともあるのだ。

アベノミクスが経済の刺激を約束した一方、それは確かに日本の最も破壊的な問題である赤字を刺激しているのだ。 そして、(赤字に基づく)成長を促すべく日本株式会社が既に得ている92.6兆円のマネーの上に、各省庁は彼等へ手渡される3.5兆円を追加したのである。

財務省は、自らのお菓子をバスケットへ放り込んだのだ:1000兆円を超える日本の国家債務への支払い費となる25.3兆円($2570億!)。 現会計年度で確保したものから13.7%の急増となるのだ。

悲しい事に、一部の省庁は次の会計年度の初めから実施される予定である5%から8%への消費税引き上げに対する偶発的な支出項目を未だ含んでいない為、予算要求は更に増える事となりそうなのである。 それは実際に効果があり、歳入の一部が既に語られているものの、未だ数量は詳細に示されていないのだ。 その増税を実施するか否かの最終決定を政府が下す今年の後半に、それ(数量の詳細の確定)が行われるのである。

この怪物の様な予算要求は、政府の予算案と共に補正する財務省によって精査される事になる。 理論的には、同省は幾つかの項目を削り落とす事が可能であり、過去にはそうしてきたのであるが、それはアベノミクスの時代に在り得無さそうであり、日本株式会社を肥え太らせているのだ。

解決策?、インフレ。

本日、日本の(総務省)統計局は消費者物価指数を発表した:8月の東京の速報値と、7月の全国の確定値。 東京の速報値は、翌月の全国的な指数についての事前予報となるものである。

東京の物価指数は7月から0.3%上昇し、現在、12ヶ月間で0.5%上昇した。 7ヶ月連続の物価の上昇の後(その期間中の殆どにおけるメディアの「デフレ」の話にも拘わらず)、それは昨年の実績以上のものである。 商品の価格は12ヶ月の期間において1.5%上昇した。 そしてサービスの価格は依然として12ヶ月間で0.2%下落しているものの、7月からは赤丸状態で0.5%急上昇したのである。

7月の全国の指数は0.2%上昇し、現在は12ヶ月間で0.7%の上昇である。 同月に商品価格は0.3%急上昇し、年間では1.4%である。 サービスの価格は0.2%上昇し、通年では0.1%の上昇である。

この割合でいくと、彼等が設定した2年の時間枠よりも早くアベノミクスは2%のインフレ目標を満たすであろう。 その点において、アベノミクスは非常に成功するという事になるだろう。 そして、それは大きな満足となり、肩当てを背から外し、インフレがスパイラル状に高くなる事で世界中の政府及び中央銀行から称賛を受けるのだ。 やがて、それは4%、5%、6%...と上昇するかもしれない。

その他の日本にとって、インフレは資産及び収入への一般的な税なのである。 しかし、それは毎月の請求書又は年間の明細書としてやってくる訳ではない。 それは、日々の暮らしの細部へ上手にねじ込まれ、より小さな包みや安価な材料の中に隠される事も少なくない - 彼等が何年間も経験する事のなかった惨劇なのである。[これが米国においてどの様な様相となるかという私の見解は、この場合、「desheeting(シートの除去)」と呼ばれるようなものとなるのだ。 これを読んで欲しい...消費者を貧しくする精巧で芸術的なマーケティング]

あらゆる種類の日本人達は、その様に驚異的な扱いを過去数十年間に経験した安穏たる退職者達でさえ、彼等が稼ぎ、彼等が政府に対して負うもの(財産)の一部に対して今や増々支払う事になろうとしているのである。 そして、インフレの大きな狂騒は、管理不能な公的債務を管理する助けとなるであろう...

その結果?、悪夢。

しかし、待ってくれ!。 インフレは利回りを - そして、政府債務の山を周回する事ができない利払い費を押し上げるであろう。 既に、その費用が次の会計年度に13.7%急増すると財務省は予想しているのだ。 現在、言うなれば平均して2パーセント政府債務の利回りを押し上げる事が容認された場合、国家債務の利払い費は想像を絶する数字へと膨らむ事になるのである。 だから、それが起きる事は許されないのだ。

そして、もしもインフレが利回りを押し上げる事が許されず、もしも実際に、日本銀行が利回りの固定化を実施し、利回りの固定化を維持する為にどのような債券でも手当たり次第に購入したのであれば、それは最も残忍な金融抑圧を終わらせる事となり - そして更なるインフレだ。 完璧な悪夢である。

そこで彼が現れ、権力構造の中で誰も言う事が許されなかった事を言ったのだ。 それは神への冒涜だった。 アベノミクスは日本の財政及び経済の問題を解決しないと、彼は語ったのだ。 そして政府の見通しは、あまりにも楽観的だったのである。 しかし、「現実的な数字が無ければ、現実的な財政改革の議論を始める事はできないのです」。 これを読んで欲しい...「悲惨な財政状況」を覆い隠す為の日本の官僚達に対する「制限された言論の自由」



我が国の政府は消費税引き上げについて有識者の意見を拝聴している様ですが、実施しても/しなくても、ポジティブな結果を期待する事は困難なのです。


次回に続く...


追記:
日本の賃金が上昇していない(下落し続けている)という Business Week の記事を Tyler Durden が引用しています。

Abenomics Is Crushing The Japanese Worker
(アベノミクスは日本の労働者を叩きのめしている)




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