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鮮明化しつつある減速

2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定した事については、大手馬鹿メディアの皆さんだけでなく、経済/外交/文化/歴史などの様々な視点から論じる人々も少なくないでしょうから、本稿では特別な考察も行わないのです。

一方、2020年までに現行の世界経済システムを変容せしめるかもしれない不安な要因については、従前どおり問題の整理を続けるのです。



Funding Shortfall Slows Projects around Country
資金不足が国中のプロジェクトを減速させている


資金不足が様々な建設計画についての問題を引き起こしていると、重慶から沿岸部に至るまでの地方政府が語っている。



(北京)- 資金不足が国中で地方政府によるプロジェクトの進捗を減速させていると、当局者が述べている。

南部の大きな自治体における一部のプロジェクトは困難に向かっていると、重慶の経済計画立案者が語った。 前年同期に比べた1月から7月の期間における投資の減少を沙坪壩区(Shapingba District)及び豊都(Fengdu)県が報告したと、市の開発改革委員会が述べた。

資本の逼迫により、計画された多くのインフラ及び産業のプロジェクトが遅れている又は延期された状況にある。 これは、重慶市政府が古い債務への支払いに苦しんでおり、資金調達で彼等が依存していた融資平台が資金調達に問題を抱えている事によるものである。 民間投資家達は資金提供に消極的であったとも、同委員会が述べた。

重慶市によって実施された2011年の債務監査は、2010年末までに同市のローン残高の合計が2159億元となった事を示した;平台企業はその73パーセントを保有していた。 重慶市のローンの4分の3を僅かに超える額が銀行からの融資であった。

資本の逼迫は貴州省南西地方の遵義市も感じている。 今年前半のプロジェクトへの投資に関する見直しの中で、資金不足が一部の産業プロジェクトの進行を困難なものにしたと、同市政府は述べた。

外部及び民間の投資家達を更に惹きつけるよう試みていると、同市政府は述べた。

資金調達の問題は、同国のより裕福でより発展した東部地方でも現れている。 地元の建設及び産業プロジェクトが資金調達の問題に直面していたと、浙江省金華市の政府が最近警告した。 浙江省温嶺市では、資金的な問題の為に病院及び医療センターを建設するプロジェクトが遅れていたのだ。

中央政府は金融リスクを懸念するようになり、地方政務債務の手綱を引く措置を講じている。 嵌(は)まり込む債務の量を厳しく制限するよう、国務院は地方政府に命じたのである。



一般論として、オリンピックの招致に成功した国では各種インフラの整備やサービスの需要が高まり、開催年までポジティブな経済効果が続くものの、オリンピック開催後には反動作用によって景気が減速するという傾向が見られるように思うのです。

中国が2008年に夏季オリンピックを開催した直後に世界金融危機が発生し、同国政府は4兆元の刺激策で景気を維持したまま2010年の上海万博まで高い経済成長を維持しました。 しかし、2011年、2012年と成長率が鈍化してきただけでなく、貿易収支統計値の精度が疑問視されるようにもなり、公式に発表されている7%台の成長率さえ疑わしいものとなってきているのです。

市場関係者達の予想を上回った8月の PMI は、ひょっとすると dead cat bounce なのかもしれません。 中国でも欧州でも。


次回に続く...



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