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準備しておきなさい

相変わらずチョット精神的な疲労が続いているので、久しぶりに筋力トレーニングを再開したのです。 久しぶりに負荷を与えられた為に体中の筋肉が悲鳴をあげているのですが、私以外にも泣き声を上げている人々は沢山いるようなのです。



Don’t Cry for Me, Ben Bernanke
私の為に泣かないで、ベン・バーナンキさん


ワシントンDC - FRB は自身の長期資産の月次購入を「先細らせる」だろうという5月のベン・バーナンキ連銀議長の発表以降、金融のボラティリティは世界中の泣き叫びを引き起こした:「どうかバーナンキさん、貴方の量的緩和政策を何時終わらせるのかを決定する時は、私達(非米国)の経済の状態を考慮して下さい。」

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それは起きようとしていない。 FRB は、主に米国の状況に基き、合衆国の為に金融政策を決定する事になる。 あらゆる経済関連政策立案者達はこれを理解し、準備するべきなのだ。

近年、FRB が他の国々の金融状況について更なる懸念を示したというのは真実である。 1998年の秋、部分的にはアジア及びロシアにおける新興国の危機を理由として、当時の FRB 議長であったアラン・グリーンスパンは金利を引き下げる事を支持したのだ。 これらの努力の為、所謂(いわゆる)「世界を救済する委員会」の一人としてタイム誌の表紙に彼の写真が掲載されたのである。

更に最近、-「スワップ・ライン」として知られる - 与信を、選ばれた幾つかの新興国と、最も重要な事に、欧州中央銀行へ拡大したのだ。 2007年から続いているユーロ圏の問題は、欧州の最大手銀行の一部がドルで大量に借り入れた事であり、信用状況が引き締められた時に、彼等の事業の資金調達を続ける為に必要なドルを簡単に得られなくなった事だったのである。 疑問の余地無く、FRB は欧州の銀行システムが存続する事を大いに助けたのだ。

しかし、これは海外の経済状況に基づいて設定する金融政策と同じでは無い。 法律によって、FRB は米国の失業率及びインフレを低く維持する事に責任を持つのだ。 明確にしておくと、関連する意思決定者達 - 連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバー達 - は、これが正確に何を意味するのかという事を解釈する上で多少の自由度を持っている。 例えば、失業率について何が合理的な目標であるかという事についての彼等の見方は時間と共に変化するのであり、彼等は合理的なインフレの目標として今日(こんにち)設定している2%に常に集中した訳でもないのだ。

勿論、世界経済におけるドルの中心的な役割を FRB は完全に理解している。 この役割の起源は長い年月を遡るが、それは1944年のブレトン・ウッズ会議において、各国は彼等の準備金の一部をドルで保有する事を奨励されるべきであるという米国の政策の重要な信条だったのだ。 第二次世界大戦後の世界最大の債権者として、米国は自らの道を得たのである。 1970年代初期に固定相場制度のブレトン・ウッズ体制が崩壊した時、一部の者は国際的な基軸通貨としてのドルの重要性が終わろうとしていると考えた。

真実から懸け離れた物は何もないであろう。 1971年以前、その体制のアンカーとして - グリーン・バック(米ドル)は、必要とあれば、ゴールドに交換してもらえると各国の中央銀行は考えた為、彼等はドルを保有していた。 しかし、リチャード・ニクソン大統領が - 大きなプレッシャーの下で - ドルとゴールドの間の繋がりを破った後、為替レートは以前よりも遥かに大きく変動し始めたのだ。 自身の準備金を保管する安全な場所を探していた各中央銀行は、更に多くの米ドル(又は、ある種の財務省債務の形である、米国政府に対するドル建ての債券)の備蓄が最適解であると信じるに至った。 今日(こんにち)、準備金として自発的に保有されているドルの量は、1971年におけるそれよりも遥かに大きいのである。 個人投資家達も同じであり、米ドルが安全な避難先だと考えているのだ。

貿易及び国際金融取引におけるドルの優位性は強いままである;同時に、それらの取り引きの規模は世界経済と相対的に増加し続けているのだ。 円やユーロの事を考えれば良いが - ライバルとなる通貨はヘビー級の挑戦者の様に登場したものの、それぞれの国内の経済が更に複雑となるに従って元通りに落ち込んだだけである。 次の挑戦者は中国の人民元かもしれない;しかし、次の20年間における中国の経済及び金融の安定性に誰が大金を賭けたいと望むだろうか?。

最終的に、貴方は貴方のマネーを持って家に帰る事ができるというのがアメリカの約束なのだ。 又は、貴方は米国へ買物に出向く事ができる - 合法である限り、貴方が欲しい物を何でも買いなさいという事である。 実勢価格でマネーを商品に換える能力は如何なる基軸通貨にとっても基礎を為すものであり、それこそ国際通貨基金の特別引き出し権(Special Drawing Rights:SDR)の様な他のタイプのマネーがドルに代わりそうも無い理由なのである。

確かに、これは米国以外の世界が米国の金融政策に相応の影響を受ける事を意味する。 米国の政策がより緩和的である時、より低い金利は資本が何処へでも流れる事を促し、- 他の多くの国々の経済において与信を拡大する傾向がある。 そして米国が政策を引き締める時、より高い金利は一部の新興市場からの資本の流出を促すのだ。

この全ては、正に厳しい現実なのである。 備える為の最善の方法は、ブームの時に与信の利用を制限する事であり、個人及び企業が過剰に借りる事を防止する事であり、全ての銀行及び他の金融機関に対してより高い資本要件を設ける事なのである。

自身の量的緩和策の維持を決定する事で FRB は先週市場を驚かせた。 しかし、米国以外の経済を際立たせたのだ:何時 FRB が引き締めるのか判らない。 準備しておきなさい。



上の記事の末尾で「準備しておきなさい」と示唆されていますが、2008年の金融危機以来、かれこれ5年間も様々な人々が次なる危機に備えてきたと思うのです。

という訳で、約1ヶ月ぶりに Financial Survival Network に出演した Arch Crawford は、今回も面白い予測を語ってくれたのです。 曰く「11月後半、23日頃に巨大な太陽フレア(Kill Shot)が起きるかもしれない。」

A.Crawford の助言も「準備しておきなさい」という事です。


次回に続く...



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