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混濁し続ける世界

(追記15:50)
悲(喜)劇的な米国の政治の下で続けられてきた狂気の金融政策により、実態経済とは無関係に株式等の金融市場は Euphoria を継続しているのです。

Stocks & Gold Soar As Macro Slumps
(マクロ(的な経済状況)は低迷しているのに、株とゴールドは急騰)
ZeroHedge_20131025_US-Consumer-Comfort-Index.jpg

Tyler Durden の様に直接的且つ侮蔑的な表現を避ける E-Pritchard は、この様な状況に対し何時もの様に穏やかな語調で警鐘を鳴らすのです。



No global recovery yet
未だ世界は景気回復していない


世界経済は依然として止まっている。 世界の貿易量は8月に0.8%落ち込んだ。 次の成長サイクルは未だ「脱出速度」へ達していないのである。

我々は世界的な不況に抑え込まれ続けており、次第に消えつつある弱い成長の綻びによって破裂させられているのだ。 もとより、これは健全な事でも無いのである。

これは、オランダの CPB 世界貿易モニター(PDF)から

Telegraph_20131025_01.jpg

これは、グローバル製造業の減衰する拡張についてのキャピタル・エコノミクス(の分析)から:

Telegraph_20131025_02.jpg

グローバルな PMI における最新の急な落ち込みが「警告サイン」であると彼等は述べている。 来月は非常に重要なものとなるであろう。

もしも貴方が職を持っており、株式及び不動産を所有しているのであれば、素晴らしいと感じているのかもしれない。 マネーの印刷及び QE の行き過ぎ(à l'outrance=excessive)が燃料を注いだ美味しい資産ブームである。 貴方は問題に気付いてさえいないのかもしれない。(1930年代に多くの人々は目を閉じる事ができたのである。 実際、それは一部の者にとって素晴らしい時だったのだ。)

しかし私は、株式市場及び超金持ちに対する蔑(さげす)みに近い偏向した視点を持っているので、- もしも、それが貴方の興味であり展望であるならば、私の記事を読まないで欲しい。

私は実体経済を追っているのだ。 私が見ているものは、蔓延する不調である。 世界の多くの地域において、実際の生産高は依然として2007‐2008年のピークを下回っている。 長期に亘る失業が OECD 圏において流行している。 システムは二つのシリンダーで燃焼されているのだ。

この理由は上昇しているグローバルな貯蓄率であり、今や記録的な25%なのである。 これが需要を掃き出しているのだが、富裕資産の価格を押し上げている余剰資本を創り出しているのだ。 不平等を測定するジニ係数は、世界の殆どにおいて極端な高さに近いのである。 カール・マルクスは全く無関係であったのだ。

現在、何故貯蓄率がそれ程に高く、それが時間を要する自己修復的なものであるのか?。 ここに、我々は問題の要点を得るのだ。 後程、マルク主義者のコラムの為に。



一向に根本的な問題へ焦点が当てられぬ状況に対し、E-Pritchard の最近の記事には彼の虚無感も漂っているように感じるのです。


次回に続く...

追記:
先日の稿(「現実から目を背け」)の末尾に記した様に、実体経済と乖離した株式市場の高揚は欧州でも顕著なのです。 好調な欧州の株式市場等に資金が流入し続けている事により、ユーロも実体経済と乖離して上昇し続けているのです。

CHART OF THE DAY: The Euro Has Been Acting Weird
(本日のチャート:ユーロはヘンテコに動いてきた)

Business_Insider_20131025_EUR_Wierd.jpg




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