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拝啓、郵便局長殿

私は海外に居住していた頃も大手インターネット事業者のメール・アドレスを使用していたので、未だに大量の迷惑メールを毎日受信しているのです。

本日受信した迷惑メールの中に、異なる発信元アドレスが記された同一内容のメッセージが三通存在したのです。 その三つの発信者アドレスに使用されていたのが何れも日本国内の組織(ドメイン)だったので、「メール(SMTP)サーバーが第3者によって不正に利用されている」旨のメッセージを各組織のメール・システム管理者(postmaster)宛に送付してあげたのです。 善意による警告として。

しかし何れの組織においても、私が送付した警告メッセージはメール・システム管理者へ配送されなかったのです。



【1】某国立研究機関
Subject: Undelivered Mail Returned to Sender
From: "Mail Delivery System"
To: ********@*****.co.jp

This is the mail system at host mta.***.ac.jp.

I'm sorry to have to inform you that your message could not
be delivered to one or more recipients. It's attached below.

For further assistance, please send mail to postmaster.

If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the attached returned message.

The mail system

: host mra.***.ac.jp[xxx.xxx.xxx.xxx] said: 550 5.1.1
: Recipient address rejected: User unknown in virtual
mailbox table (in reply to RCPT TO command)


【2】某土木建設施工会社
From: MAILER-DAEMON@*****.co.jp
To: ********@*****.co.jp
Subject: failure delivery
Message from ********.co.jp.
Unable to deliver message to the following address(es).

======================================================================
※このメールは、******メールサーバーより自動的に送信されています。
このメールには返信しないでください。
======================================================================

下記のメールアドレス宛のメールが、配送できませんでした。
以下にメールサーバーからのエラーメッセージを記載いたします。

= エラーメッセージ
:
210.172.144.10 does not like recipient.
Remote host said: 550 relaying denied by check_relay_rcpt plugin
Giving up on xxx.xxx.xxx.xxx.


【3】某化学製品製造会社
From: Postmaster@*****.co.jp
Subject:DELIVERY FAILURE: 受信ユーザー名 Manager (Manager@daiso.co.jp) は一意ではありません。 Domino ディレクトリに複数一致するものが見つかりました。
To: ****** <********@*****.co.jp>

Your message

Subject: メール・サーバーのセキュリティ設定をご確認願います

was not delivered to:

adps_manager@daiso.co.jp

because:

受信ユーザー名 Manager (Manager@daiso.co.jp) は一意ではありません。 Domino ディレクトリに複数一致するものが見つかりました。




メール・システム上の問題を適切に処理すべく、各組織(ドメイン)のメッセージ配送システム上に「postmaster」という管理者用アドレスを設定する事は、初期の RFC822 等でも義務付けられているものなのです。 しかし、この管理者用アドレス宛のメッセージですら正常に配送されないのですから、これらの組織ではメール・システムが適切に管理されていないのでしょうね。

折角送付してあげた「善意による警告」のメッセージも無意味となってしまいましたが、この様に不適切な管理状態のメール・システムであるからこそ、悪徳スパム業者等の第3者に不正利用されてしまうのでしょう。

私がIP(Internet Protocol)系ネットワークの構築に携わり始めた1980年代にはメール・システムの運用に携わる殆どの人々が各種の技術仕様に精通していたので、上記のようなメッセージ配送の不具合というのも考え難い事でした。 インターネットが普及して多くの人々に簡単に利用されるようになった現在では、この様に不正行為を助長してしまうシステムも少なく無いのでしょう。

という訳で、大量のスパム・メールを受信し続ける事に抗えないのですよ。


次回に続く...



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