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転ばぬ先の...

シェミタ(シェミータ又はシェミッタ)の年の最後の日「エルル29日」と騒がれた9月13日には、世界の金融市場を驚かせるような出来事が起きなかったようです。

ここまでの展開は、嘗ての「マヤ歴による世界の終わり」という騒動を思い起こさせてくれますね。

でも、現時点では未だ顕在化していないだけであり、実際には大変な出来事が9月中旬に起きていたかもしれないのです。



Global Financial Meltdown Coming? Clear Signs That The Great Derivatives Crisis Has Now Begun
グローバル金融危機が訪れているのか?甚大なデリバティブ危機が今始まった明確な兆候


Derivatives_Crisis_Coming

デリバティブは「大量破壊金融兵器金融」であり、何れかの時点で我々の金融システムへ大混乱をもたらし始める事が不可避であると、嘗てウォーレン・バフェットは称した。 現時点で、ウォール街の事態は幾分落ち着いているように見える一方、水面の直下で大規模なトラブルが泡ぶいているというのが真実なのだ。 以下に見るように、レポ市場へ投入される米国債担保の前例の無い4050億ドルもの急増を必要とした何かが9月中旬に発生したのである。 それはとても複雑なように聞こえる - ということを私は知っているので、貴方の為にそれをもっと簡潔に分解してみよう。 幾つかの非常に大きな金融機関が、彼らの行っていた無謀な賭けにより、膨大な量のトラブルに陥り始めたように見えるのだ。 これは、起きるぞと幾度も幾度も繰り返し私が警告した何かである。 実際、私が沢山それを書いたので、それを聞くことについて私の定常的な読者達は恐らくうんざりしているであろう。 しかし、これが我々の金融システムの崩壊を引き起こそうとしているものなのである。

私がデリバティブ取引をギャンブルに例えた時そこら中の多くの人々は混乱したが、恐らく殆どのデリバティブを保険の一形態と記述するのが、より正確かもしれない。 大手金融機関は、これらの契約のリスクの殆どを他者へ転嫁していると我々に保証しているし、彼らによれば心配する理由が何も無いのだ。

まぁ、個人的に私は彼等の説明を鵜呑みにしないし、多くの人々も同様である。 非常に基本的、根本的な部分で、デリバティブ取引はギャンブルなのだ。 これは、ジェフ・二―ルソンが最近発表した文章の中でとても雄弁に述べた点である…

誰も「デリバティブ」を理解していない。 そのように表現された考え方を読者達は幾度(最も近い値である千に四捨五入させていただきたい)聞かされたことであろう?。 なぜ、誰もデリバティブを理解しないのか?。 多くの人にとって;その答えは、彼らが真剣に考え過ぎているだけだということなのだ。 他の者達にとっては;彼等が全く「考えて」いないというのが答えである。

デリバティブは賭けである。 これは、比喩、または類似、または概説というものではない。 デリバティブは賭けなのだ。 それがデリバティブの全てである。 デリバティブは、それ以外の何物でもないのだ。


これらの大量破壊金融兵器により深刻なトラブルに陥っていると見える大規模な金融機関がグレンコアである。 ある時点で、グレンコアは地球全体で十番目に大きな企業であると考えられていたが、継ぎ目から分断されつつあるように見え、彼等の問題の大きな部分がデリバティブに結びついているようなのだ。 以下はゼロ・ヘッジからである…

特に懸念されるのは、価格の変動に対して彼等の現物取引をヘッジするためのデリバティブのような金融商品をグレンコアが利用していたことである。 2014年末における$190億というポジションから低下して、2015年6月に同社はグロスで$98億のデリバティブを保有しており、その変動に関する投資家達の問い合わせを引き起こしたのだ。

グレンコアから説明を受けた人々によると、今年の市場のボラティリティの変化の為に数字が劇的に低下したのだと同社は投資家達へ語ったのである。 価格が大幅に異なるとき、それはヘッジ・ポジションの価値を高め得るのだ。

昨年、特に6月のバレル当たり約$114から12月末までにバレル当たり$60以下へ下落した原油市場において、極端な価格の動きがあった。

その回答は満足できるものでなかったと、3月末時点で$120億を運用し、グレンコアの債権に投資している EFG アセット・マネジメントの債権ファンド・マネージャであるマイケル・ライトヘッドは述べた。


バンク・オブ・アメリカによると、グローバルな金融システムはグレンコアに対して約1000億ドルのエクスポージャーを有している。 だから、もしもグレンコアが破綻すれば、それは大きなイベントになるのだ。 現時点で、恐らくグレンコアは最も可能性の高い「次のリーマン・ブラザース」の候補なのである。

また、トラブルに陥っているのはグレンコアだけでないのだ。 Tranfigura のような他の巨大金融企業も深い苦悩の中にあるのだ。 総合すると、これらの企業にグローバルな金融システムは概ね5000億ドルのエクスポージャーを有している…

さらに悪いことに、グレンコアだけでなく他のコモディティ取り引きの場にも銀行がエクスポージャーを保有している可能性が非常に高いので、彼等の総エクスポージャーは単純に驚くべき数字にまで暴騰するのだ:

銀行にとって、勿論、グレンコアはコモディティ取り引きの場における彼等の唯一のエクスポージャー先ではないであろう。 Trafigura, Vitol そして Gunvor のような他の企業も同様に銀行のバランスシート上に記載されていると我々は考えている($1000億 x 4?)


昨年暴落した資産クラスである:コモディティに対して非常に高くレバレッジされたエクスポージャーとして、それを5000億ドルと見做そう。

大手の主流メディアは、これについての何れも未だ多くを語っておらず、それは恐らく良いことなのだ。 しかし舞台裏では、前例の無い動きが既に始まっているのである。

これから貴方達と共有しようとしている情報に出会った時、私は全く唖然としたのだ。 それはインベストメント・リサーチ・ダイナミックスから得たものであり、金融の世界において全てが「大丈夫」という訳ではないことを非常にはっきりと示しているのである...

レポ市場への史上最大の米国債担保の注入を強制すべく、大規模なリバース・レポ操作を必要とする何かが9月に銀行システムの中で起きたのだ。 フェデラル・ファンド・レートを管理する為の手段として、通常 FRB は定常的なリバース・レポに従事している。 しかし、以下のグラフで見ることができるように、大規模なリバース・レポの突然の急上昇があったのだが、その明白な一つが2008年の金融システムの事実上の崩壊であったように - それは何らかの危機への対処という傾向があるのだ:

20151007_treasury_collateral.png


この世界で、何がそのような大きさの急上昇を引き起こす可能性があるのか?

そう、私が丁度引用した同じ記事が、トラブルに見舞われたグレンコアをこの前例のない介入に結び付けるのである...

更に興味深いのは、同期間中のS&P500の6%の下落を伴いながら株式市場が8日間の急落を演じた時 - 9月16日 - と同時にリバース・レポの急上昇が起きたということである。 これがグレンコアの株式及び債権の暴落が始まったのと殆ど同時であることに貴方は注意するだろう。 グレンコアによるものか、又はそのようなイベントに対して賭けたデリバティブを用いていた金融機関によるものか、何れかによるグレンコアのクレジット・デリバティブのデフォルトは、2008年の崩壊の引き金を引いた「リーマンの瞬間」と類似するものだとアナリストによって示唆されていたのだ。

株式市場の全般的な急落に対する非難は、金利引き上げに対する FRB の無力さに投じられた。 しかし、それはグローバルな銀行システムの一般的な流動性機能の外部で進展し始めた更に破滅的な何かを覆い隠す巧妙な話以外の何物でもないように見えるのだ。

2008年に遡ると、ある時点でリーマン・ブラザースは「完璧に良好」ではなく、続いて突然に崩壊した。 事前に水面下で問題が醸成されていたのである。

そう、ドイツ銀行のような銀行界の巨人達や、グレンコア、Trafugura 及び The Noble Group のようなコモディティ商社の中で同じ事が現在起きつつあるのだ。

そして勿論、多くの雑魚も内部崩壊し始めているのだ。 私は、今日の朝早く Business Insider 上の掲載記事でこの事例を見つけたのである…

9月11日、より大きな投資グループの一部門である小さなヘッジファンドのスプルース・アルファが、短い報告書を投資家達へ送付した。

Business Insider のパフォーマンス・レポートによると、その報告書には$8000万のファンドの48%が一ヶ月で失われたと記されていたのだ。

その記述には解説が含まれていなかった。 何らの説明も無い。 ただの冷徹な数字のみである。


ワォ - どうやったら一ヶ月間で48%を失えるのだ?。

もしも貴方が実際にお金を失う事を目的として試みたとしても、それは難しいであろう。

悲しいかな、この危機の更なる深みへと我々が入り込むに従い、この種のシナリオは幾度も幾度も繰り返されようとしているのだ。

その一方、何も心配することは無いと我々の「指導者達」は語り続けている。 例えば、正に元 FRB 議長のベン・バーナンキが述べている事を考えてみて欲しい…

今現在、元 FRB 議長のベン・バーナンキには世界の市場に如何なるバブルも見えない

しかし、その言葉を額面通り受け取るべきだと彼は考えていないのだ。

そして、もしも貴方が額面通り受け取ったとしてさえ、それは何れにしても正しい質問ではないのである。

「明らかな如何なる価格形成の誤りも私は認識していない。 例えば、危機の前の住宅バブルのように見えるものは何もない。 でも、私を信じないで下さい。」と、水曜日の朝にウォール・ストリート・ジャーナルのイベントでバーナンキは語った。


確かに私は最後の一文に同意する。 2008年に遡ると、既に不況が始まった後でさえ、不況が起きようとはしていないとバーナンキは我々に語っていた一人なのだ。 その当時に彼は無知であり、今日(こんにち)でも無知なのだ。

我々の「指導者達」の殆どは、何が起きているのかを理解していないか、又は我々に話したくないかの何れかなのである。

だから、可能な限り我々自身で物事を理解するよう努めねばならないということを意味するのだ。 そして現在、もう一つの2008年型危機が始まったことの兆候が我々の周囲にあるのだ。

個人的に、市場が比較的に平穏で重大なニュースが世界中でそれほど起こっていない今日のような日々が多い事を私は願っている。

我々全てにとって残念な事に、これらの比較的に平和で静かな日々は突然の終わりを迎えようとしているのである。




酷暑が過ぎた頃、アウトレット店で購入したアンダー・アーマーのシャツを着て、久しぶりにテニスを楽しんだのです。 上半身の筋力はコンスタントに市民体育館で鍛えていたのですが、下半身の筋力維持を怠っていた為なのか、フォアに返って来たボールを打ち返そうとした際に転倒してしまったのです。

右腕の数か所に擦過傷を負ったことよりも、「ボールに足がついていかなかった」という事実で受けた精神的ダメージの方が堪(こた)えました。

その後、ラグビー日本代表の活躍に触発された事もあり、二十数年ぶりに練習用ラグビー・ジャージを購入したのです。 これで、次回のテニスでは幾度転倒しても大丈夫な筈なのです。



次回に続く...




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